順番に詳しく解説します。
1.取り組む価値を自分が認めている(やる意味があると思えている)
何事も「価値がない」と思うことは頑張れません。お子さん自信が「宿題をやればスッキリした気持ちになる」「わからなかったことがわかるようになる」「褒めてもらえる」などの報酬が得られて、宿題をやらないより宿題をやった方が価値が高いと思えていることが重要です。
モノやお金、交換条件などの報酬でしか価値を認められないお子さんはそれでも大丈夫ですが、必ず親御さんの「褒める」という報酬とセットにしてください。親から褒められることは、子どもにとって何にも勝る報酬です。(遅くても間違っても、達成できたら必ず褒めるということが重要です)
2.すぐにできるくらい具体的な計画にする
「何をしていいかわからない」という状態は、勉強するやる気を削ぐ原因となります。事前に宿題をリストアップし「25分で終わるタスク」に分割しておくことで、やることを明確にすることができます。このためには
をあらかじめ計算しておくのが有効です。この作業は別途お渡しする「夏休みの宿題 親子ワークシート」で行います。
3.宿題をする時間・場所をハッキリ決める
計画を立てるときに「10時になったら、机に座ってドリルを開く」「この宿題は塾でやる。これは家でやる」という具合に時間と場所をはっきりさせておくことで、「やろうかな、どうしようかな」「10時にやろうと思ってたけど10時半からにしよう」というような迷いを消すことができます。